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「dialogue」を久しぶりにお届けします。
2007年12月に八王子延立寺住職の松本智量さんと小鳥美茂さん、2008年6月に茅ヶ崎産婦人科事務長の二河田日和さんとのお話をこのブログにアップしました。 今回お話を伺ったのは、ロルファーの高橋美穂子さんです。 高橋 美穂子(タカハシ ミホコ) 米国ロルフ研究所 公認ロルファー(Certified Rolfer) 日本リフレクソロジスト認定機構 認定リフレクソロジスト 大学卒業後、出版社に就職。 その後、整体院で3年間勤務。 2006年8月、米国ロルフ研究所のロルファー認定を受ける。 現在、神奈川県鎌倉市在住。 (n:naya m:mihoko) n:ロルフィングって何ですか? m:アメリカのロルフさんっていう人が作ったので「ロルフィング」と呼ばれているんですけど、「筋膜」といって、筋肉や骨を覆っているネットのようなものに触れて体を整えていきます。 地球には重力がありますよね。地面に対して垂直方向の力が常にかかっているわけなんですけど、二足歩行をする人間にとって重力とうまく付き合うというのは大きな課題だと思います。重力とうまく調和していけるように身体を整えていくのがロルフィングなんです。 10回のセッションそれぞれにテーマがあって、10回のセッションが終わったあとも体の変化が持続すると言われています。 わたしの考えているロルフィングって、わたしがクライアントを変えるわけではないんです。その人が変わるのを待っているだけなんです。人って「もう変化していいんだよ」って、待って、待って、待っていてもらえる状態って実はあまりないんじゃないかと思うんです。「ここにほんのちょっとだけできている流れに触れたらもうちょっとスムーズな流れになるんじゃないかな」っていう場所に触れて、待っているんです。わたしが変化を起こして動かそう、ということはないです。変わっていくのを、わたしは見てるだけ。 n:見ていてわかりますか。 m:わたし、ロルファーになる前からスポーツを見るのが好きだったんです。マラソンとかお相撲とか野球とか。この人はどんなふうに体を動かすんだろうっていうことに興味があって。街を歩いていても「この人は重心があの辺りにあるからああいう歩き方をするんだな」とか「一見バランスが悪そうだけど、あの人の内側にはものすごくしなやかな部分があって、楽そうに歩いているな」とか、動きを見るのがとても好きなんです。 ロルフィングって、歩いてもらって歩き方を見せてもらうんですよ。歪みをなくして左右対称の体にするというのももちろん良いですけど、体が楽に自由に動くというのがいちばんの目的かなって思うんです。その人がその人らしく、やりたいことを選んでいけるようになったら良いなと思っていて、そのお手伝いができたら良いなと。 n:みんなに共通の正解を目指すのではなく? m:はい。人によって癖って全然違うし、体の中にはその人の歴史が埋まっていて、考え方や、憧れや、理想も人それぞれ違うので。セッションも1回受けて「すごく新しかった」と言う人もいるし、10回目で何かに気づく人もいるし、半年かけて「そういえば偏頭痛が最近ないな」とか「腰痛がきにならなくなった」とか、「何か新しいことをはじめたくなった」という人もいます。 ロルファーになるためのトレーニングを受ける前に自分も10回のセッションを受けるのですが、受けているうちに自分も変わっていくことに気がつくんです。 n:例えば? m:自分は首をこんなふうに固めてたんだ、って、緩めて初めて気がつくんですよ。 n:ああ、力を緩めてみて初めて、力が入っていたんだっていうことに気づくということはありますね。 m:はい。腰をこんなに固めて生きてたんだ、とかね。そのことに自分で気づいていけて、自由になっていく中で自分で選んでいけるところがおもしろいと思いました。 n:自分の体が変わっていくっていう実感があったからやれたんでしょうね。 m:そうですね。 (つづく) by optimista-diary | 2009-07-07 09:02 | Comments(0)
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